「おたる屋台村」存続向け知恵を

18年7月4日更新
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2013年11月18日 北海道新聞掲載

横浜の友達が小樽へ来たので市内を案内した。祝津のニシン御殿から始まり、昼は定番の寿司。運河クルーズから夕方はジンギスカンを食べ、最後に屋台村(おたる屋台村レンガ横丁)でワインなどを少々飲んだ。

かなり遅くなったが、小樽駅まで友人を送った時、何が一番よかったか、と聞いたら、以外にも「屋台村」との返事があった。実は私も屋台村は初めてだったのだが、雰囲気はすごく良かったし、料金もリーズナブルだったので好きになった。

ところが、屋台村の運営会社が、地代を20回も延滞したため、地権者は10年間の契約期間が切れる来年4月で契約を終了するという記事が載った。地代を20回も延滞するというのは、商取引では最低であり、運営会社はいただけないが、屋台村の魅力や集客力は侮れないと思う。

客は常連が多いようだったが、観光資源としても魅力的だ。ここは、地権者と運営会社が存続に向けて知恵を出し、ぜひとも残してほしい。