日本の行方問う総選挙

18年7月4日更新
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2014年11月22日 北海道新聞掲載

先日、テレビで衆院の解散、総選挙について何人かがインタビューに答え、一人が「誰がなっても変わらない」と話していた。誰が当選し誰が首相になっても社会に大きな変化がないという意味だと思う。さまざまな意見のバランスを取って、このような声を放送したのだろうが、私は間違った編集だと思う。

なぜなら2年前に政権が変わって日本は随分変わった。もしくは変わりつつある。集団自衛権行使容認の閣議決定、武器輸出の緩和、原発再尾稼働の動き、特定秘密保護法の成立、日銀による国債の大量購入という危険な経済政策、年金の株式運用の拡大、沖縄の基地問題、中国や韓国との外交関係-など大きな変化があった。もちろん、それでも「変わらない」と思う人がいても不思議ではないが、あえてそういう声を採用する必要はないと思う。

今度の総選挙は日本の行方が問われる極めて大事な機会になると思う。争点は個々人に違いがあっていい。自分にとって大切なテーマで判断しよう。私は戦争をしない日本を約束してくれる人に1票を投じたいと考えている。