深海探査の切り札に期待
「深海探査用の母船新造へ」の記事を読んで久しぶりに胸がワクワクした。文部科学省が、深海探査機を載せて航海する母船を新たに建造する方針だという。探査機を複数載せる構造にし、効率的に海底の地形や資源、生態系の調査をするそうだ。
深海は宇宙と同じように謎の多い領域である。もともと日本は周りを海に囲まれており、昔から海とは縁が深かった。さらに日本の領海と日本の排他的経済水域(EEZ)の総面積は国土の約12倍もあり(続きを読む)
国債頼み「責任ある財政」か
政府は2025年度補正予算案を閣議決定した。一般会計は18兆3,034億円と24年度補正(13兆9,433億円)から大幅に増加している。目を疑った。財源は全体の6割超に当たる11兆6,960億円を国債の追加発行で賄うという。いわく「責任ある積極財政」だそうだが、どこが「責任ある」と言えるのか。
25年度当初予算を見てほしい。国債の発行額は28兆6,490億円なのに、歳出のうち国債費が過去最大の28兆2,179億円となっている。国債を発行してもそのほとんどが国債の利払いと償還に回っているのだ。新たに追加発行される(続きを読む)
政府は2025年度補正予算案を閣議決定した。一般会計は18兆3,034億円と24年度補正(13兆9,433億円)から大幅に増加している。目を疑った。財源は全体の6割超に当たる11兆6,960億円を国債の追加発行で賄うという。いわく「責任ある積極財政」だそうだが、どこが「責任ある」と言えるのか。
25年度当初予算を見てほしい。国債の発行額は28兆6,490億円なのに、歳出のうち国債費が過去最大の28兆2,179億円となっている。国債を発行してもそのほとんどが国債の利払いと償還に回っているのだ。新たに追加発行される(続きを読む)

